税の歴史に学ぶ

今や社会生活に不可欠な税制度。
この税制度がいつから始まったかご存知だろうか。
一説によると、中国の歴史書として有名な魏志倭人伝に、税制度と思われる記述があるという。

これが本当に確立した税制度であれば、卑弥呼の時代から存在していたことになる。
この税制度の根幹にある意味はなんだろうか。

国民の三大義務として納税の義務がある。
これは自分たちの社会で発生する費用を全員で賄おう、という意味ではないだろうか。
かなり噛み砕けば、助け合い精神から生まれたと考えてもいいだろう。

しかしこの助け合いのための税制度は、意に反してその時代の都合による解釈がされていたのではないか。
結果的に国民を苦しめる歴史もあった。

遺憾ではあるが、この長い歴史があるからこそ、見えてくるものもある。
それは税制度は国民のためにあるべきということだ。

長い歴史の中では、あまりの国民の貧窮により、三年間の免税が行われたこともあるという。
これこそ税制度の見本と言える。
税金の歴史を紐解くことは、今あるべき税制度の姿を見直すことにもつながるのかもしれない。

日本はこれから税率が相対的に上がっていくことになるだろう。
そうでもしない限り、財源が持たない。
段階的に上がっていくことは避けられなくなり、もしかすると所得格差などはもっとひどくなる可能性もある。

もう手遅れかも知れないが、国家破綻だけは避けたいところ。

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